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積年の願いが成就!

東山魁夷の「白馬の森」の本物をこの目で鑑賞する!

小学2年生の時に抱いた願いを、今年のGWにようやく叶えましたーっ!

「白馬の森」との出会いは、小学2年生の図画工作の教科書の中だった。

今でも鮮明に覚えている、見開きの左頁左下に紹介されていた「白馬の森」を。

何故だか視線を外せず魂を持っていかれたように、魅入られてしまった。

あの時、私の青色好きは決定したといって間違いない。

当時はまだ東山魁夷画伯は存命だったので、

「絶対生きている内にこの人に会うんだ!」と心に誓った。

けれど、残念ながらそれは叶わなかった。

ならば「白馬の森」はこの目で必ず見なければ、と思っていたのに、

なかなか機会に恵まれず、無情にも時だけが流れ続けた。

数年前、長野にある東山魁夷館にやっと訪れることができたのだが、

このときは「白馬の森」にはお目にかかれなかった。

この美術館は、品質保持の為、所蔵の作品を3〜4カ月ごとにローテーションして展示する。

つまり、お目当ての作品を拝みたければ、展示時期を確認する必要があるのだ。

前回はどうしても都合がつかず、展示されていない時期にしか足を運べなかった。

そして今年。5月31日から改装するにあたり、本制作作品を一挙公開する、

との連絡を友人から受けて、この機を逃さぬよう長野旅行を決行した。

当日、まるで遠恋中の彼氏と久々に会うかのように、わくわくドキドキ胸を躍らせていた。

早く見たくて途中の展示物をすっとぱしたい気持ちを抑えて、順番に見て回り、

遂に「白馬の森」をこの目で捉えた。

小学2年生の時の感覚が蘇った。すーっと魂を持っていかれた。

しばらくその場から動けなかった。胸がいっぱいで泣きそうだった。

いつまでもそこに佇んでいられないから、泣く泣く場を離れて順番に鑑賞するも、

名残惜しくて、結局のところ2回も鑑賞しに戻ってしまった。(館内は自由に見て回れる)

それほど、あの絵は私の心を捉えて離さない。

そして、素晴らしいものに触れると、まず感動し、惜しみない賞賛を送った後、

私は必ず悔しくなる。そして自問自答する。

「自分はちゃんとあんな風に自分を残せているだろうか」と。

きっと一生答えは出ないんだろう。評価は、他人が下してくれるものだ。

さ、しっかり精進して生きていきましょ。

という訳で、トップ写真は「白馬の森」。

アニメ関係ないビジュアル使ったの、初めてかな。